先月、VAT Vakuumventile AGとその子会社であるCOMVAT AGでは、スイスのSGS Société Générale de Surveillanceにより、スイス連邦男女平等法の同一賃金規定の遵守に関する、定期監査が実施されました。SGSが管理する基準を満たす企業には、「Fair-ON-Pay」認証が発行されます。

この認証の取得者には、公正な報酬慣行および全従業員に対する同一賃金の水準の維持に関して、定期的な監査が実施されます。監査では、組織の報酬に関する方針や慣行のほか、従業員のグループ間の潜在的な賃金格差が分析されます。

今年の監査の結果、VATは認証を維持しただけでなく、アドバンス認証レベルにアップグレードされることとなりました。これは、Fair-ON-Payの原則を組織のあらゆるレベルで確実に実施できるよう、追加の方針やプロセスを導入したことによるものです。

VATグループの報酬・福利厚生部門の責任者であるMarika Staljon Bührerは、「私たちの公正な給与への取り組みが、このような形で認められたことに感激しています」と話します。「同一賃金は、単なる法的な要件ではなく、道徳的な責務です。私たちは、仕事のあらゆる場面でこの原則に従うことを徹底しています。Fair-ON-Pay認証は、私たちがこれを口にしているだけでなく、実践していることの証です。」

監査報告書には、VATが引き続き公正な報酬慣行を優先し、給与の透明性および公平性をさらに改善したと記載されています。これに基づいて、Fair-ON-Pay評価における同社のスコアにより、VAT はアドバンス認証レベルに該当すると判断されました。

同一賃金は、VATにとって重要な問題です。だからこそVATは、より多くの企業がこの基準に従い、公正な給与慣行を日常的に実践することを望んでいます。